エイジングケア科レーザーフェイシャル
レーザーフェイシャルとはロングパルスアレキサンドライトレーザーを低出力にして顔全体に当てる治療です。特に表皮近くに存在する小さな点状のシミを改善します。メラニンに作用するため、日焼けや加齢によるシミ、小さな黒子(ほくろ)、そばかす、毛穴の引き締めにも効果があります。
またレーザーの熱でコラーゲンを増やす効果がありますのでお肌にハリが出てきます。冷却ガスが照射直前に噴射されるDCDシステムがあるため安全に治療でき、またスポットサイズも12~18oと大きいため、施術時間が短く顔全体で10分程度、ダウンタイムもほとんどなく、すぐにお化粧をして帰れるのが特徴です。
レーザーフェイシャルの治療方針
当院のレーザーフェイシャルは照射時に冷却ガスで患部を冷やしますので、表皮へのダメージを最小限に抑えます。レーザーフェイシャル後、2〜3日でシミが少しずつ浮き上がり、1週間程度で自然にはがれ落ちて薄くなっていきます。1ヶ月に1回、合計3〜5回程度の照射をおすすめします。ただレーザーフェイシャルが効きにくいシミもあるので施行前に専門医の診断を受けることが大切です。アクシダーム、イオン導入、ハイドロキノン軟膏の併用も効果的です。 (初回は無料でVISIA肌診断を受けていただけます。)
レーザーフェイシャルの効果
レーザーフェイシャルは、1度の照射でもしみ・そばかすに効果があります。また皮膚に刺激を与えることで、コラーゲン生産が促されますので、お顔全体の肌の質感や毛穴などが改善され、また血行の改善とともにくすみ改善にも効果を発揮します。アレキサンドライトレーザーは、肌表面の色素細胞や、メラニン色素に作用し、くすみを改善し、リジュビネーション(若返り)効果が期待できます。
レーザーフェイシャルのよくある質問
- Q1
- 何か副作用がありますか?
- A1
- レーザーフェイシャル施術後に「赤み」や「ヒリヒリ感」「腫れ」が一時的に起きることがありますが、使用するレーザーの出力は従来のレーザーに比べると低く設定されますので、通常は当日中に収まります。 同様に、レーザーフェイシャルの施術は「痂皮(かさぶた)」もできにくいのですが、ソバカスやシミは照射後に色素部分が黒い点として浮き出ることがあります。3〜4日ではがれ落ちます。この場合は無理に剥がさず、自然に剥がれ落ちるのをお待ちください。どうしても気になる場合はメイクで隠すことは可能です。
- Q2
- 施術前に毛の処理は必要ですか?
- A2
- 照射前はできるだけご自宅で希望部位の剃毛をお願いします。剃毛していない状態だと、少し痛みが増します。男性の方は髭剃りをお願いします。
- Q3
- 肝斑だと思うのですが、レーザーで治療できるでしょうか?
- A3
- 肝斑にレーザーを照射すると、逆に濃くなってしまう恐れがあるため、最初は弱い目で様子を見ます、内服や塗り薬に切り替える場合もあります。初回のVISIA撮影である程度状態は分かります。
- Q4
- 受診当日にレーザーを当ててもらうことはできますか?
- A4
- 当日レーザーフェイシャルの予約は可能ですが、レーザーで治療できるシミとできないシミを判断する必要があります。診察の上できない場合もあります。
- Q5
- 回数は何回くらいかかりますか?
- A5
- 個人差や部位により回数は変わってきますが、一般的に3〜5回程度施術を受けていただければ、満足していただける方が多いです。また、エイジングケア目的で5回以上定期的に受けていただいても、支障ありません。
- Q6
- レーザーフェイシャルの施術後、お化粧はできますか?
- A6
- 施術後すぐにお化粧をして帰ることができます。